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ユーザインタフェース系のお仕事をしてます.関心領域は画像処理,拡張現実感,ヒューマンコンピュータインタラクション,エンタテインメントコンピューティングあたり.モノ書きもやってます.

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工学ナビの中の人 はしもとのブログです. いろんなコトを研究的,工学的な視点で見つめます.
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ツンドク属性
ツンドク
 *失言小町*よりツンドク

 なんか片仮名で書くと「ツンデレ」みたいですね(ツンデレがわからない人はこれでも見とけ). IMEで普通に「つんどく→積読」って変換されたのでちょっとびっくり.

 ツンドク(積読)とは買っても積んでいるだけで読んでいない本,あるいはその行為のことをさします.ふと机の周りを見渡してみると,ツンドク状態の本が20冊以上あることに気付きました.やばいなぁ自分.まぁ実際はプログラミング関係の本がメインなので,必要なときに必要な場所だけ読むという「待機状態」だと考えればいいんですが・・・ってこう書くとなんか言い訳くさいなw

 ツンドク属性の人は生活全般にわたって放置癖をお持ちのはずです.おそらくゲームは放置プレイ,ブックマークはとりおき(=とりあえず[お気に入り]に追加)なんじゃないですか? ラーメン作った鍋は台所に放置されて何日目ですか? (それ全部自分w)


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機械に嫉妬された
今日はLet'snoteで初投稿です! いぇーい…って素直に喜べません.

新ノートPCが来てちょうど2日後に,いままで使っていたメインマシン(デスクトップ)のHDDが逝ってしまいました.OSが起動しません・゚・(ノД`)

新入りが来たからってすねることないだろ!
大事なエロ画像プログラムのソースどうしてくれるんだよ!!

後日HDDを買ってきて入れなおしたいと思います.
残存したデータをサルベージできるか心配です.
願わくば死んだのがブートセクタだけでありますように・・・


Let's note R4 レビュー
Let's note R4が無事に届きました.
kakaku.comで見つけたお店で167,500円でした.
今日は外見に的を絞って簡単にレビューしてみたいと思います.
購入を検討されている方は遠慮なく質問してくださいね.

notepc18.jpg
Let's note CF-R4HW4AXR キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

[続きを読む...]
デジスタDVD-BOX買いました
うわー買っちゃったよー BOXで!
なんか最近DVDをBOXで買う癖ついてきちゃったなぁ まずいなー

デジスタDVD-BOX


 デジスタというのはNHKのBSで放送されている「デジタル・スタジアム」のことです.CG,アニメーション,実写,Web,インタラクティブ,インスタレーションなどのデジタル・アートを一般のアマチュアから公募し紹介するという番組です.当方BS見れないのでDVDが欲しくなって買いました.

現在DVDで発売されているのは次の3つ.

・中島信也セレクション
・明和電機セレクション
・みうらじゅんセレクション

 まだ上2つしか観てませんが,率直な感想を言うと,買って損しないのは多分「中島信也セレクション」だけかと.というのも中島信也さんのだけグランプリ作品が大量にセレクションされているからです.(同意見の人を見つけました

 「中島信也セレクション」はクオリティ高すぎでビックリしますよ.どれ見ても唖然とするほどパワーがあります.また高校教師に扮した中島さんが面白おかしく解説をするのですが,これが単に面白いだけではなく"作品づくりへのスタンスがどうあるべきか"ということについていろいろと教えてくれます(中島さん曰く『デジスタ道』).これにより作品をただ見るのではなく,作者の思いだとか,どうやったら面白いものが作れるのかといったことをいろいろ考えさせられます.それが作品を「鑑賞」するってことなのかもしれませんね.ともかくこれは作品集DVDとして素晴らしい出来です.

 あ,でも「明和電機セレクション」もけして悪くないですよ.若気の至り的バカ映像とか,シュールな映像が好きな人は楽しめると思います."映像"を期待してはいけません."ノリ"を期待してください.個人的に「赤鬼と青鬼のタンゴ」が最高です.

 個人的に出して欲しいキュレーター・セレクションは岩井俊雄さんはもちろんのこと,ビットマンやビデオバルブの作者であるカワクボリョウタさん,メーヴェのプロジェクトで有名な八谷和彦さんを希望します.今度は映像系じゃなくてガジェットやインスタレーション系の総集編を出して欲しいです.NHKさん是非!


デジタル・スタジアムVol.1 デジスタ道!~中島信也セレクション~
(2005/10/21)







ノートPC購入計画に終止符
実は今日,ノートPCを注文しちゃいました.

 ここ1ヶ月ほどノートパソコンの購入を(周囲の人間を巻き込みつつ)いろいろ検討してきました.大昔にNECのLavieを使ってたんですが,持ち運びにあまり向かないタイプだったので,今度買うなら絶対に薄い・軽いの本格派のモバイルノートが欲しいな~とずっと思ってました.

3ヶ月分のバイト代がかかっているので下手な買い物はできません.
以下がその候補となった機種です.どれも魅力的で選ぶのにホントに苦労しました.


【主要候補】

VAIO typeT VGN-TX90PS (Sony)
 ・4.5mmという超薄型液晶画面(全体的に薄い)
 ・軽い(約1.25kg)
 ・Pentiumを選ぶとバッテリの持ちは公称9時間
 ・VAIOシリーズ初のSDカードスロット搭載
 ・FeliCaポート搭載でEdyやSuicaが読める.
 ・ソニースタイルで買うなら色はホワイトが選べる
 ・光学ドライブ付なのに薄くて軽い

Let's note CF-R4HW4AXR (Panasonic)
 ・頑丈
 ・軽い(999g)
 ・バッテリの持ちがいい(9時間)
 ・ファンレスで静か
 ・やや厚さが気になる
 ・まさにビジネス向けモバイルノート

Inspiron 700m (Dell)
 ・値段が安い
 ・バッテリは上ふたつほどは持たない
 ・重い
 ・けどカッコイイ

dynabook SS SX (東芝)
 ・とにかく薄い!


 機能盛りだくさんでデザインがカッコイイVAIOがいいな~薄くてそれなりに軽そうだし.よしVAIOを買おう! ってなノリでVAIO typeTの注文確定ボタンを押そうとしていたところ,まさにギリギリのタイミングで友人の"待った"がかかった.

 「その金額出すならもっと安くて同スペックのいいやつあるだろ」
 「Σ( ゚Д゚)ハッ」

 ・・・すっかりVAIOの虜になっていたことに気付く.

使用目的を改めて考えてみた.

 ・学会での発表用
 ・遠出のときに持って行く
 ・学内数ヶ所(図書館とか)で持ち歩く
 ・外出先でコーディングしたい

 → 頑丈,軽い,バッテリ持つ,光学ドライブいらない = Let's note ?

うーん,これはLet's noteを買うべきなのか?
そこで改めて価格調査.16~17万の間で発見.
CPUがPentium M 753 1.2GHz,メモリが512MB,そしてHDDが60G.
このスペックでこの機動力重視なノートマシンが17万前後で買えるのなら・・・と思い,決断.

結局Let's note CF-R4HW4AXRを注文しました.
お金はすでに振り込んだので後は来るのを待つだけ.

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +


ひさしぶりにTV観た
祝日だというのに家でTV観てゴロゴロしてしまった.(もう日付変わってるけど)

観た番組
■高専ロボコン2005九州沖縄地区大会
■新・京都迷宮案内(再)
■はぐれ刑事純情派(再)

ロボコンは高専出身者だからまぁいいとして
下2つを祝日に楽しんでるようじゃ大学生としてまずいな.
大学行ってなかったら確実にニート予備軍w
しかしはぐれ刑事を見てるとどうしても

 安浦刑事→ヤスさん→ヤス→「犯人はヤス」

って発想をしてしまうファミコン世代.


ところで今年の高専ロボコンは障害物競走だったようで.

公式サイトより引用】
---
 競技は、自らアイデアを考えて製作した遠隔操縦型の手動ロボットと、自律走行型の自動ロボットの2種類のロボットを使用します。舞台は、運動会。競技はおなじみの障害物競走です。まず、バトンを持った手動ロボットが3種類の障害物を克服し、バトンを自動ロボットに手渡します。そして、自動ロボットが高さ3m近い壁をよじのぼり、所定の位置にバトンをはめ込むとゴールです。赤組・白組の2チームが対戦し、早くゴールした方が勝ちです。いち早くバトンゴールするのは赤か!白か!
---

 観てて思ったのは“制限時間3分でいろいろさせすぎなんだよ!” ひとつのロボットに3つ以上のギミックを組み込むことは容易じゃない.これは大変なことだよ.それと完走しなくても勝敗決まるあたりがいまいち爽快感がない.これは運営側が明らかに悪い.やっぱり大きなテーマをひとつ掲げて番組としてもハイライトをはっきりさせるべきだと思う.(「ジャンプ」がテーマの時は面白かった)

 年々運営側の要求が無茶になっていく一方で頑張ってる高専生たちはすごいと思うよ.先輩としてかげながら応援してるぜ.


IT戦士
「IT戦士」という言葉を世に放ったのはおそらくZDNet(現在のITmedia)が最初じゃないだろうか.
そして史上最も有名なIT戦士と言えばこの人しかいない.

ITmediaの記者,岡田有花さんだ.

YUKA

【岡田有花 プロフィール】 はてな より引用 (つか"はてな"に載る編集者ってのも凄いな)
----
ソフトバンク・アイティメディア株式会社「ITmedia」編集部記者。
2003年入社、同年7月に当時のZDNet編集部に配属。
京都大学出身。アメリカのベンチャー企業でのインターン経験あり。
そして、IT戦士志願者。
愛称:ユカタン
「変な人」を目指しているという彼女は、現在「変な会社」はてなに
惚れ込んでしまっている(ようだ)。
----

【リンク】
IT戦士 岡田有花リンク集 (ITmediaの岡田記事リンク)

 僕のなかでは「岡田有花」といったらもはや「線メリ」の記事がインパクト強すぎてネタっぽいイメージが定着しちゃってるんですが,今年は「はてな」という会社の内部事情をレポートしたまじめな記事が注目を浴びていました.(Yahooニュースからもリンクされてた) また今年6月には関東ローカルの番組「先端研」にゲストとして招かれたそうです.すげぇ.

面白い記事を書いてくれるので今後も目が離せません.
ところで今年は線メリの記事は書かないのかな・・・?

【関連】 線メリ(線上のメリークリスマス)
今年はヤツも来ないのね──寂しい5年めの線メリ(2005年モデル)
今年もキミは来ないのね――聖夜にかけるIT戦士かく闘えり(2004年モデル)
きっとキミは来ないけど、かわりにヤツが来ちゃった♪――線メリ2004年モデル
やっぱりキミは来なかった 「線メリ」と過ごすひとりきりのXmas(2003年モデル)
そりゃきっとキミは来ないよな 今年もUSBクリスマスツリー「線メリ」(2003年モデル)


ドット絵の魅力
dot's
 今年登場してひそかなブームになっているdot's(ドッツ)というおもちゃがある.dot'sは穴の空いた基礎となるパネルにピンを差し込むだけでドット絵が作成できるおもちゃだ.


 ドット絵といったらあなたはどんな印象を受けるだろうか?

 【予想回答】
  1.ファミコンチック
  2.アナクロ(時代の流れに逆行している)
  3.なんかデジタル風味

 ファミコン世代(おそらく20~30代)は間違いなく1か2だろう.コンピュータらしさを感じたなら3という回答もあるかもしれない.描いたことがあるひとならわかると思うが,ドット絵はやりはじめると意外にもハマリ度が高くて面白い.では,なぜこんなにもアナクロなものが面白いのだろうか?(アナクロなのが良いという答えはこの際なしで)

 それは限られたドット数,そして限られた色数という制限下で表現するからではないだろうか? むかしホームページ用にアイコンや文字を自前でドット打ちして作成するということをよくやったが,限られたドット数で絵を描くことは容易ではない分,うまく描けるとなかなか楽しい.この「制限」には大きな意味があると思う.

 ちなみにファミコンは解像度が256×240,色数はRGB各16色+グレー5色だったというから,今から考えてみれば相当な「制限」だったと言える.(情報元:Wikipedia ファミリーコンピュータ

 * * *

 ところで,今あなたが見ているディスプレイの画面も広い意味でドット絵だ.近づいて目を凝らして見ればドットの集まりであることがわかるだろう.(ドット抜けを見つけちゃった人は合掌)
 今やディスプレイに写真を表示することは当たり前のようにできるが,コンピュータ内部では写真をドットの集まりに変換する過程で「標本化」と「量子化」という2つの処理が行われていることをご存知だろうか.標本化は,写真を細かい区画(ドット)に分ける処理だ.そして量子化は,その区画の色を,あらかじめ用意されたパレットの中にある色から最も近い色を選んで塗りつぶす処理だ.この2つをあわせて,画像の「デジタル化」という.

 これを踏まえると,ドット絵を描いているときに人は無意識のうちに標本化と量子化を行っていることになる.dot'sというおもちゃで言えば,対象となる絵をどのくらいの細かさで描くかを決める行為が標本化であり,どの色のピンを挿すかを選ぶ行為が量子化ということになる.ドット絵がデジタル風味をかもし出すのも当然だ.ドット絵そのものがデジタル(離散量)なのだ.

 こう考えると,ドット絵を描く行為はコンピュータが内部で必然的にやっていることをあえて人間が自分の手でやっているという,一見奇妙な行為に見えてくる.しかし人物の特徴を数ドットで表現できるセンスを持っているのは明らかに人間のほうだろう.それはマリオを見ればよくわかる.

 * * *

 CGがどんどんハイクオリティになっていく一方で,ドッターの需要が減ることはあってもドット絵がなくなることはなかった.

ドット絵の代表格,イラストロジック(ピクロス).
パズルを解いて最後に絵が完成したときの達成感は大きかった.

デジタルペットのさきがけ「たまごっち」.
たった数ドットで表現されているのにパチ物まで出回るほどの人気を博した.

ゲーム機のメモリーカードに液晶を付けてドット絵を表示するという
3次元CGに対するアンチテーゼ的な物を作ったメーカーもあった.

明和電機もビットマンという素敵なドット絵のアイテムを出している.


ドットというシンプルさが人々を惹きつけてやまない.
ドット絵には底なしの魅力があるように思う.


【関連】
dot'sのWEB体験版(公式)
dot's作品集(公式)
Ministeck(dot'sライクなFlash)
ドッツ スーパーマリオ セットA(Amazon)


インタラクティブ・アートな人たち
尊敬するメディアアーティスト岩井俊雄さんについて検索していたところ面白いテキストに出くわした.

http://www.kaisoku.com/dotimpact/think_03.html

ほか弁屋の店頭で買うお茶と自動販売機に関するインタラクティヴィティについて

> 「昨日ほか弁屋で弁当を買っていたら岩井さんがお茶を買いに来て驚いたんですけど、
> 外の自動販売機で買うこともできるのに、あえて店頭で買い求めたことに関して、
> そこにあるインタラクティヴィティも含めてお答えいただきたいのですが」
> という感じの質問でした。
> ちなみに答えは「暖かいお茶が欲しかったから」だそうです。



 尊敬するえらいひとを見ていると,その一挙一動が何かすごい意味を含んでるんじゃないのかって思ってしまいますよね.あるある.

 ところでこれが書かれていたサイトdotimpactにはゲームに関してちょっと変わった視点で書かれた面白いテキストがある.そのひとつである「ビデオゲームをめぐるテキスト」ではゲームについての感想や批評が書かれているのだが,一般のそれとは少し異なる内容だ.
 例えば#22『アフォーダンスと宮本茂とコードについて』というタイトルを見て興味をひかれる人は読む価値があると思う.僕の好きなメタルギアソリッドという「映画のようなゲーム」については次のような面白いコメントが書かれている.

【一部引用】 ※原文を全部読んだほうがいいかも.
---
「ゲーム画面にクレジットをかぶせる」というのはまったくもっていわゆるコペルニクス的転換というやつで、このデザインは2D/3Dとかゲームスタイルとかを問わず、どんなゲームに導入してもそのプレイを「映画的」にすることができるし、実際「そういうものをわれわれは観たかった(プレイしたかった)」に違いないんだ。
---

 確かにあれは衝撃的だった.ユーザがキャラを操作している時にキャストやスタッフのクレジットが重畳表示されるゲームなんてメタルギアソリッドを置いて他に見たことがない.ちなみにメタルギアソリッドシリーズでもこれをやっているのは1作目だけだ(その代わり続編では"デモムービーの視点を操作できる"という工夫が加わった).デモムービー中ではなく,あえてユーザの操作中に"映画っぽい演出"を施すのは多少操作性が犠牲になる(見づらい)が,絵的には楽しい工夫だ.

 余談だが,実はこの手のお遊びをしているゲームは他にもある.

 余りある自由度の高さとモラルの低さで有名なGrand Theft Auto3(通称GTA3)というゲームでは車両走行時に「シネマティック」という視点が選べる.レースゲームのリプレイモードのように,カーブを曲がるとき,直線を走り抜けるとき,壁に激突するとき,そして警官を轢くときといった各種ハイライトシーンにおいて車の側面や正面,上空,背後など映画のカメラワークのように視点が切り替わる.「シネマティック」モードにするといっさいの方向感覚が狂うのでまともな操作はほとんどできない.だが,絵的に面白い.もともと数秒前のシーンを再生するリプレイ機能がついてるのでこの機能自体はネタといってよい.(余談 終)

GTA3

GTA3の「シネマティック」視点


 dotimpactの管理人である田中孝太郎さんは現在プログラマーであり,インタラクションデザイナーであり美大の先生とのこと.なるほど,ゲームについて独自の考えをお持ちなのもうなづけます.ちなみにゲームについてのテキストは大学時代に書かれたものだとか.
 現在活動中のサイトcollisions.dotimpac.toによると,今年7月に「リアル・タイム・マシーン」という個展を開いたそうです.テーマは操作が遅延するコンピュータゲームを実際にプレイし,「遅れた現実」を体験すること.なんか面白そうです.今後の活動にも注目.


さて,岩井さん検索で見つけた情報をもうひとつ.
岩井研究室の助手の鈴木康広さんもすごいよ!
http://www.mabataki.com/

NHKのデジスタ見てるひとはご存知かも.当方BS見れないひとなので無念.
(・・・って ちょ待て!! デジスタのDVDなんかあったのか!? ショック!)


 いろいろ見てて,今後コンピュータで何か面白いことをやろうと思ったら「インタラクティブ」や「インスタレーション」って言葉がキーワードになると思った.

 ゲームとか映像って枠を越えて,見て触ってシンプルに「あ,面白い」 「あ,不思議」と感じることができる,そういうものがいいんじゃないかな.多分それがメディアアートなんだろうけど.


学校では教えてくれないCのこと

「クラスがトラブってんだけど助けてー」

誰だ,学級委員みたいなことを言っているのは.
おさげでメガネだったら助けてやってもいいぞ.
なに,男か.チッ

VisualC++で自作クラスのヘッダを作ったはいいが,
インクルードする場所によってコンパイルできんとか何とか.ふむ.


・・・・・・ヘッダに関数の本体が書かれてた(⊃д`)


これって,ヘッダにはクラスの定義(宣言)を,ソースには関数の本体を書くこととか,
コンパイルとかリンクの意味を知るにはいい機会だと思う.

そもそも学校で

 「math.hをincludeしたらsin()が使えるようになるぞ!」

って感じの安直な教え方するのがいけないのかも.
嘘は教えてないけどその時点で一部の誤解は生んでるよね.
まぁ仕方ないか.でもきちんとそのあとで

 「俺達はとんでもない勘違いをしていたしていたようだ・・・
  #includeは実は単なるコードの挿入命令だったんだよ!」
 「な、なんだってー!!」

ぐらいのフォローは欲しい.


※2年前まで#includeがソース内のどこでも使えることを知らなかった罠

【関連リンク】
C言語入門講座:プリプロセッサとメイクファイル
カプセル化のクラスソースはヘッダだけというのは?


中学生のころに影響を受けた本
「三つ子の魂百まで」はさることながら,10代という思春期に経験したことや
読んだ本も今の自分に多大な影響を与えていることは間違いない.
僕が10代のころに影響を受けたのは数学心理学の本だ.

 中2のときに実用書のコーナーで出会った「数学のことがわかる事典」という本は中学ではお目にかかれないΣ記号がでてきたり三角関数の話が身近な事象と関連づけて書かれていて,3日本屋に通い立ち読みした挙句,結局買った.(そして現在紛失したw)
 その本には数学の本質たる部分(本来の面白さ)がちゃんと書かれていて,中学生ながら高等数学って面白いなぁと思った.まぁ多少はませてた部分もあったかもしれませんけど.ちょうど数学者の秋山仁を知って崇拝してたのもそのころだから,僕の"数学観"は中学のころに育ったんだと思う.中3の時の数学教師の教え方がうまかったのも幸いした.

 その後高専にいってからは公式覚えたり計算ばっかりの数学をやらされたのでガッカリした.成績は悪くなかったので大学編入の推薦がもらえたのだが,面接試験で出されたn次微分方程式が解けず,面接官に『数学の成績が良いのは過大評価ですか?』みたいなことを言われ『公式覚えたり計算は苦手ですが,式の本質的な意味だとか面白さは好きです』と反論し,「微分積分のここが面白い」ってところを必死に弁明したのを覚えている.

 もうひとつ10代の頃に影響を受けた本は,樺旦純の心理学の本だ.この人の本はコミュニケーションにおける実践的な例をまとめた本が多い.学問的ではなく感覚としては雑学書である.この人の本で心理学が好きになり,ロジックやパラドックスといった分野も趣味の範囲でやるようになった.心理学の本については今年面白い本を見つけたのでいずれ紹介したい.

 僕はあくまで興味で心理学の本を読んでいるが,実際のところ心理学は工学と無縁ではない.

 画像やVRに関わる研究をしていると視覚心理学という形で関わってくる.VR学会に行くとちゃんと心理(視覚・聴覚・触覚・力覚・前提感覚)というセッションがある.またロボットやマンマシンインターフェース,おそらくは義手・義足を開発している人も心理学に縁があるはずだ.

 なにも学問的にとらえなくても,ブログを書いたり,プレゼンのパワーポイントを作ったり,人に何かをお願いするメールを書いたりするときなど,心理学の知識を活用できるシチュエーションはいくらでもある.だから面白い.


数学と心理学というずいぶんカタい話になってしまったが,
漫画もしっかり今の自分に影響を与えている.

   ドラゴンボールで出てきたスカウター

あれがなかったらいまごろVRの研究などしていないだろう.


大学における研究のゴールとは
国際学会の論文の締め切りが迫っている.
学会発表は好きだけど,論文はあまり好きになれない.
しかし論文を書くことは避けて通れない.


研究という活動を行う場合,企業と大学では価値感が異なる.
企業では「売り物になるのか?」が優先されるのに対し,
大学では「論文になるのか?」が優先される.(もちろん例外はある)

こんなことがあった.

ある日,教授に
「・・・例えばこの場合はこうなって無理です.また,この場合もです.
 というわけでこの手法は根本的に問題をはらんでいます.
 限定されたシチュエーションでないと実現できません.
 現実問題として,実装に無理があります.


という感じの報告をしたら

「君はできない理由ばっかり述べてるんだよ.
 そりゃ全ての場合に対応できたらすごいけど,
 これはこれで論文としてまとめないとダメだよ.

と,たしなめられた.反省.

大学の研究では,実装(製品化)が現実的かどうかはあまり重要ではない.
コストがいくらかかろうが知ったことではない.
ある種の限定条件下でも,議論している本質的な部分が成り立てばそれで良い.
条件付きで理論を組み立てることは論文を書く上で常套手段だ.
つまるところ,「実装が現実的か」よりも「論文になるか」である.
他の人が考えていないことを論文という形で世に出すことに意味がある.

大学における研究活動のゴールは論文としてまとめるところにあるのだ.

大学院に進むと論文を書くのは修論だけではないので,僕のように理論より実装のほうが好きな人は覚悟が必要です.しかし 学会用の論文の集合体=修論 と考えるといささか気が楽です.


Skypeすげぇ!
 ここ1~2年で普及の一途をたどる無料IP電話Skype(スカイプ).今まで周囲に利用者がいなかったので試そうにも試せなかったんですが,生協にSkypeの本(下記参照)が置いてあるのを見つけてしまったことをきっかけに,技術的な興味も沸いて知り合いへの普及活動に乗り出すことにしました.

skype中
「スネーク!何があったんだ!? スネェェーーク!!」

友人2名に声をかけインストール.そして実験開始.
これはすごい! 予想に反し普通の電話とほぼ同等の会話のクオリティです.
遅れなし,ノイズはほとんどありません.そしてなによりヘッドセットが楽しいw

自分を含め最大5人の同時通話による会議も可能です.
2人での会話中に第三者からの入電があったときに話中の相手を一時的に保留にして,
後からかかってきた相手と通話することができるキャッチホン機能もあります.
メッセンジャー機能も搭載しており,もちろんファイル送信もできます.
これだけ便利だと,もはや従来のメッセンジャーを使う理由を探すのが難しいくらいです.

唯一惜しい点が,2人での会話中に第三者から入電がきたときに
その3人目を含めた会議モードに移行できないところ.この場合
一回両方とも切ってから改めて会議モードにする必要があります.

【11/13追記】
すいません.できるらしいです.(コメントありがとうございます)
検索してみたところ,
http://helpguide.livedoor.com/help/skype/guide/grp84/guide142
>会議通話中に他のSkypeユーザ(スカイプユーザ)をその会議に追加したい場合には、
>「コンタクト」リストで右クリックの「会議通話に招待」を選んでください。
とあります.
あれ? 2人のときは会議にならんよね?
2人での通常会話→3人での会議会話 はどうなるんだ?



久しぶりにソフトウェアで衝撃を受けました.
技術面,サービス面でも近年大きく展開しているようですし,
今後も期待できるソフトウェアだと思います.



入門 Skypeの仕組み~無料IP電話を支えるピアツーピア技術
池嶋 俊 (著)

日経BP社 (2005/10/13)





↑この本自体は使い方の本ではなくSkypeの技術面の解説をした本です.
割とやさしい解説でしたので,「Skypeすげぇ!でもどうなってんだ!」と
衝撃を受けた人(僕)は読んでみるといいかも.

Skype公式サイト
【Skype Day in Japan】出展各社がそろってSkype関連新製品をデモ (2005/11/07)
Skypeで最大で200人のビデオ会議ができるプラグイン「vSkype Beta」 (2005/06/16)


PCが熱暴走.そして旅へ
 今年購入した某F社製の研究室PCが熱暴走を起こして突如異常終了しました.どうやら電源ファンがへたってたのが原因らしい.急遽外部記憶(外付けHDD)にバックアップをとってサポートの旅へ.現在はノートPCで活動中.

……って使い慣れたディスプレイとキーボードでないとやる気が起きないのでこのザマですよ.

ノートの意味ねぇーw

ノートPCの尊厳なしw


 ところでノートPCを新しく買おうとおもうのですが,軽くて薄くてそしてバッテリ長持ちという,いわば機動力重視のマシンを検討中.処理能力に対するコストパフォーマンスじゃDELLのInspiron 700mが魅力的なんだけど,バッテリの持ちと本体重量を考えると微妙(惜しい!).999gの軽さと9時間のバッテリが魅力的なのがレッツノート.R4が欲しいです.ファンレスってとこも評価ポイント.

 あーこれはもうレッツノートかなぁと思ってた矢先,たまたま辞書検索で訪れたgooで新VAIOノートの広告がちらり.クリック!(良心的消費者)

クリック!→VAIO type T

 うぁーこれいいよ.VAIOだけは買わないって決めてたけど,これはいいものですよ.メディアスロットが相変わらず自社規格のメモリースティックだけだろうと思ってたらSDも読めるじゃん! DVDドライブもついてるのに最厚部28.5mm,重量1.25kgは薄くて軽い.バッテリもレッツノートに負けじと9時間持ち.またCPUやメモリのスペック選択の余地もあり,最低価格は169,800円.これは安いんでないの?

CPUをPentiumにするなら,12/20までは1万円引き.

 VAIOって無駄なソフトがごちゃごちゃついてるのが嫌いなんだけど,モバイルノートとして洗練された性能(携帯性・機動力)を考えると買っても良いモノな気が.これは買う可能性大です.


「やめろー!買うなー!」とか「これにしろー!」というアドバイスがあれば早めにコメントください.
というのも選択肢のひとつであるDELLのInspiron 700mが販売終了間近なんですよ….


scanfは使うな
 2chの「C言語なら俺に聞け!」スレは,2000年9月に初代スレがたってから現在Part117に至る長寿スレ.これの過去ログがまた面白い.
 ときにスレ内で勃発する,質問者置いてけぼりの住人同士の論争(Part91の69以降とか)を読んでいると,まるで喧嘩を見ている野次馬のような気分になり,別な意味で楽しめます.技術系のスレでもこの手の祭が発生するので油断できませんw

 さて,このスレはいわゆる質問スレの形をとってはいるものの,多くの場合質問に対する回答はアドバイスではなくダメ出しで返ってきます.そしてこのスレで頻出するお約束のレスがこれ.

scanf使うなボケ
解決策:scanfを使わない
うまくいかない理由:scanfを使っているから

C言語入門で必ず教えられるscanfですが,プログラマの間ではもはや禁じ手として
扱われています.それはなぜか?

・入力をその場で解釈しながら処理するのでエラーチェックに対応できない
・scanfそのものがエラーの原因になる

scanfのダメさ加減(仕様)を見るために以下のようなプログラムを書いてみます.

int main(void)
{
       int a;
       char b;
       scanf("%d",&a);
       scanf("%c",&b);
       printf("input1:%d\n",a);
       printf("input2:%c\n",b);

       return 0;
}


 最初のscanfで数値を読み込み,2個目のscanfで文字を読み込む(つもりの)プログラムです.しかしこれを実行すると数値を入力してエンターを押した瞬間,次の入力を待たずにprintfが実行され,終了します.

>1234
>input1:1234
>input2:
>
>Press any key to continue


1個目の入力時のエンターを2個目のscanfが「改行」という文字として拾ってしまうのでこういうことが起こります.さらに面白いことに「1234a」と入力すると次のようなことになります.

>1234a
>input1:1234
>input2:a
>Press any key to continue


1234aのうち1234が数値として処理され,残りのaが2個目のscanfで文字として処理されたようです.では単に「a」だけ入力した場合はどうなるでしょうか?

>a
>input1:-858993460
>input2:a
>Press any key to continue


1個目のscanfでは数値の処理に失敗しておかしな値を吐いています.

 こんな具合にscanfはコーディング次第で結構危ない挙動をしてくれます.scanfの代わりとしては,fgetsを使って入力の1行全体を読み込み,それをsscanfで分解して読み込むという方法があるようです.(※ちなみにここでfgetsではなくgetsを使ってしまうと読もうとしているバッファの大きさを指定できないため,バッファがあふれてしまう危険があるので注意.)

 scanfはちょこっとテストプログラム作るときには便利ですが,上のような危険も孕んでいることを理解した上で使いましょう.というか使わないのが一番なんですけど.

この辺,GUIのプログラムだと無縁ですね.


【参考】
C言語なら俺に聞け! 過去ログ置き場
scanf を使わないコンソール入力
C言語 FAQ 日本語訳


Cプログラミング診断室―さらに美しく健康的なプログラムのために
藤原 博文 (著)

出版社: 技術評論社
改訂新版 (2003/07)





博士って響きだけはいいよね
現在,学祭で出す学科展示のプログラミング中.
1/4の作業が終了したので息抜きを兼ねてブログ更新.

去年の学祭で出展したプログラムが出てきたのだが,
「若メイド.exe」とか「お蝶婦人.exe」みたいなのばっかし出てきた(笑)
これがホントの暗号名(コードネーム).
先輩の妙なネーミングセンスが伝染ってるので開発コードはいつもこんな感じ.

* * *

来年は博士課程に進学するわけですが,ネットで博士について
検索してみるとネガティブな情報ばっかりヒットします.

博士が100人いる村
博士の生き方
博士号取得への道

リンク集にやたら「長い道のり」ってキーワードが目立ってるよ.
読んでてなんか怖くなったので途中で読むのをやめちゃったよ!

>博士号は「足の裏の飯粒」(取らないと気持ち悪いが、取っても食えない)という喩え
(∩゚д゚)アーアー聞こえない

「博士が100人いる村」は前に結構話題になったけど,数値データを真に受けちゃダメですよ.
重要なのは無職・行方不明・死亡がいるってところ.無職はともかく死亡ってオイ.

絶望した! 博士に絶望した!


今月の読書コーナー
先月末(31日)に買って今読んでる本を紹介します.
うちの大学生協では1のつく日が10%オフなんでいろいろ買ってしまうのです.
まとめ買いして値段が4ケタを越えることもよくあるので嬉しいシステムです.
専門書って高いんだよこれが.

買ったのは以下の3冊.


手作りUSB機器―USB‐IOで作る電子ルーレットからWebカメラまで

 永島 智二 (著)
 出版社: RBB PRESS (2005/10)




やった! ついにUSB-IOの解説本がでた!
(実は随分前からやろうやろうと思っていまだに買ってない>USB-IO)
USB-IOとは12個のデジタル入出力端子を持ったUSBインターフェースです.
つまりはこれを使うとUSB機器を自作することができるんです.すごーい.

 この本の面白いところはいきなりUSB-IOの解説に入らずに,第一章でUSBをただの電源として使った機器の製作を紹介しているところです.具体的にはUSBライト,USBファン,USBアンプ,USB連動型サービスコンセントなどです.毎年秋葉原で妙なUSB機器が出没しますが,この本を読めば自作も可能ってことです.

 USB-IO自体はキットなので解説本なしに作れますが,そこから先の「何をどうやって制御するか」についてはこの本を読むと良いです.工作例としてLEDフラッシャーや電子ルーレット,温度計,そして最後にはリモートコントロールWEBカメラが書かれています.USB出力でサーボモータを駆動し,パン・チルトするカメラが作れるんですよ.解説も丁寧で,電子工作を少しかじったことがある人ならハマれること間違いなし.この本は買いです.



マンガでわかる統計学 回帰分析編

 高橋 信 (著), 井上 いろは (著), トレンドプロ (著)
 出版社: オーム社 (2005/09)




 研究で予測とか推定といったことが必要になった矢先,*失言小町*で紹介されていたのでなんとなく衝動的に.「むしゃくしゃして買った.反省はしていない」.こういうのを平気で置くうちの大学生協もどうかしてる.いやむしろ感謝してますが.

 萌え系ということは差し置いて,回帰分析なんてもんをマンガで解説しようという意気込みがすごい.子供の頃さんざん学研のまんが(ひみつシリーズとか)を読んでた自分としてはこういうの好きです.回帰分析とはこの本の言葉を借りるならば「最高気温とアイスティーの注文数の記録から,明日の予想最高気温を元に明日のアイスティーの注文数を予測する」といったことができる統計学の分析手法のひとつです.

 内容は200ページ中,前半40ページ程度が微積分や行列の解説に割かれています.メインの回帰分析については,ほとんどこの式をこうやって使ったらいいよという内容になっています.証明や式の本質的な意味は解説されていないので,とりあえず回帰解析がどんなものかを知るにはいいかもしれません.また難しい計算はエクセルにまかせるという方法をとっています.一応ヲタさんには警告しておきますが,漫画を期待して買うと多分後悔しますよ.

この調子で「マンガでわかる解析学-バナッハ空間」なんてのも出して欲しいなぁ.さすがに無理か.



Winnyの技術
 金子 勇 (著), アスキー書籍編集部 (編集)
 出版社: アスキー (2005/10)





 すぐに絶版になりそうな予感がしたので買うだけ買ってまだ読んでません.つか大学としては「著作権を守ろう」ポスターをいたるところに貼っている一方で,生協ではWinny&WinMXの攻略本おいたり,Winny技術解説書おいたりしてるけど大丈夫なんか.だれか暗躍してる人物でもいるのか.


以上こんな感じ.最近は技術系の本も面白くなってきたなぁ.
でも不用意にこの分野に萌えを持ち込むのはやめてください.
「萌える画像処理」とか出されたらこっちの立場がありません.


ハードとソフト
理系の学生さん.
周囲にハンダのにおいでハァハァしてる人はいませんか.
僕はその一人です.

 今日ひさしぶりにハンダごてを握りました.学園祭に出す展示の準備です.プログラミングがメインになってから久しくハードウェアを触ってなかったのでしばし楽しませてもらいました.

 ハードとソフトの両方が好きだから高専も大学も「制御工学」を専攻として選んだんですが,今は画像処理やってます.完全にソフト系です.

 世間一般にはあまり知られてませんが「制御工学」という学問自体はほとんど数学なんです.行列と微分積分の世界です.なんで,制御工学の研究は実機(ロボット)を作らずにシミュレーションで理論を検証して終わることもしばしば.高専の頃はハードとソフトを半々に勉強できたけど,大学はさすがに理論重視の数学メインでした.

 一方で画像処理は割と実践寄りで,とりあえずやってみよう的なところがあります.もちろん理論もはずせないですが,僕のように手を動かすことの方が好きな人には向いています.手段としてはプログラミングが必須,数学としては行列計算(微分積分はあまり使いません),あとはファジィやニューラルネット,動的計画法とか遺伝アルゴリズムといったパラダイムに興味があればやっていけます.

画像処理をやっているとハードウェアを作ったりということはほとんどありません.

・・・実を言うと研究ではなるべくハードに依存した研究をやらないように気をつけています.
なぜかというと,ハードが非常に不確定要素に左右されやすいものだからです.

湿度,温度,ノイズ,磁気というものに影響されやすい.
昨日動いたロボットも今日は動かないかもしれない.
昨日得たデータが今日も得られるとは限らない.
一度壊れると直すのが大変.

その点,ソフト系については作り方さえ誤らなければ割と素直に動きます.
それこそ「プログラムは思ったとおりに動かない.書いたとおりに動く」ですね.
またちゃんとした再現性があるのがソフトの強みです.

以上の理由から,ハードが大好きでありながらあえて研究でやりません.
(本音:ノイズに振り回されるのはもう嫌なんだヨゥ!!)


本当はロボット作ったりとかもしたいんだけどね.
モノが出来てもそう簡単に論文にはならねぇんだこれが.
大学で好きなことやるって難しいですね.(いまも十分好きなことやってますが)


SAW2観てきた(ネタバレなし)
 「やぁマイケル。さぁ、ゲームをしよう」

 ちょうど一年前に公開され,衝撃のラストで話題をさらったソリッド・シチュエーション・スリラー『SAW』の続編である『SAW2』を観てきました.前作のラストについては,予想したラストのうちのひとつだったけど,まさか本当にそうなるとは思ってなかったのでビックリした過去があります.

 一応紹介しておくと,SAWは巷で「CUBE+セブン」と言われている映画です.CUBE風味なところは「閉鎖空間に監禁され,制限時間に謎を解かないと殺人トラップで死に至る」という部分.そしてセブン風味として,思想を持ったサイコな犯人が登場します.また,ラストまで真犯人がわかりません.CUBEに出てくるトラップを超える異常な殺人トラップが見所のひとつです.

2作目は1作目を越えられないというジンクスを破ることができるのか?
そこが心配であり,期待どころでもありました.
(ぶっちゃけ今年はオーシャンズ12でガッカリした過去があるので)


【ネタバレなしの感想】

 ストーリー的には完全な続編なので絶対に1を観てから2を観てください

 ギャーーー痛い痛い痛い痛い!!!とにかく痛い!(駄作という意味ではなく痛覚という意味で)
痛みが伝わってくるほどの強烈なスプラッター・グロ映像のオンパレードです.
多くは語れませんが,オープニングからいきなりハードです.
前作は余裕で観れたのに,今回は何度も目を閉じるシーンがありました.
前作のあのシーンに耐えられなかったひとはやめたほうが懸命です.

今回も他では類を見ない異常なトラップが健在です.これはマル.
また,後半で明らかになる前作とのある接点に「おぉ~」です.
ストーリーは・・・むぅ,これはいけませんね.
8人のメンバーにこれといった特徴・個性・役割がありません.
8人もいる意味がありません.死体要員とも取れる人もいます.
最初にヒントがちゃんと与えられてるのにそれに従って行動しない全員バカ.
小学生でもわかりそうなヒントが与えられているというのに.
そして後半は殺傷シーンでの不快感よりある人物の暴走による不快感
のほうが大きかった気がします.「こいつ早く死ね」って感じに.
謎解き? 謎解いてないぞこいつら.

【問題のラスト】
 「はめられた!」感はありますが,推理小説じゃ割と古典的なトリックかも.
 真犯人は・・・そうきますか.もう少し意外性が欲しい.

【これから観る人へ】
 気をつけろ!前作より「痛い」度がアップしてるぞ!
 そしてラストのドッキリへの過剰な期待をしてはいけないぞ!(面白いけど)

【おまけ】
 ラストのエンドクレジットのCASTに注目.主人公あいつなのかw


SAW2公式サイト
SAW公式サイト
SAW ソウ DTSエディション

【旅行記5】 今回のおみやげ

【番外編:今回のおみやげ】

ICCの展覧会がとっても面白かったのでこれは何か記念に買っていかねばと思い
ICCのショップでこんなん購入しました.

ICCおみやげ

左が今回の展覧会「アート&テクノロジーの過去と未来」のカタログ本,
右が明和電機のBITMANシリーズのひとつ「VIDEO BULB」です.

展覧会のカタログ本は定価2,200円と少々高いけど,まぁ記念に.
ICCの展覧会カタログはアマゾンでも販売しているようです.
このカタログ本,実は面白い仕掛けがしてあります.
透明なケースに黒のストライプが描かれているんですが,
本を取り出すためにスライドさせると文字が動きます.
なかなか粋なことをしてくれます.

展覧会カタログ

動画を用意しました.こちらです.

ケースをはずすと,本の表紙はこんな感じになってます.
原理はおわかりですね.

展覧会カタログの表紙


さてVIDEO BULBですが,発売されたのは結構前みたいです.
雑貨屋のヴィレッジヴァンガードにも置いてありそうな代物ですが,
まぁあれですよ.欲しいときが買い時.

ビデオバルブ

VIDEO BULBはテレビのビデオ入力(黄色の端子)にぶっさすだけで
アニメーション映像が流れるという面白グッズです.
ぱっと見,エレクトリックなイメージがしないのがいいです.
実際,ある後輩は薬品か注射器の類だと思って軽くうろたえてました.
テレビに挿すとビットマンというドット絵の棒人間がドアを出入りしたり,
階段を駆け上がったり下りたりするアニメーションが延々繰り返されます.
このギミックをこのサイズに収めたのが秀逸.

ビデオバルブを使っている様子

動画を用意しました.こちらです.

VIDEO BULBはボタン電池3つで駆動しています.
昔,PICやAVRマイコンでテレビのビデオ入力を使った
ピンポンゲームやオシロスコープを作ってる人もいたから,
こんなのも作ろうと思えば意外と自作可能かも.

ビデオバルブ構造


そうそう.WPC EXPO 2005では来場者全員が無料で参加できるくじ引き
がありまして,それで時計が当たりました.

WPCEおみやげ

時計大好きっ子なので嬉しい限りです.
あと,首からかける通行証もなにげにコレクションしてます.
(学会とか展示会に良く行くので)

というわけで10月末の東京旅行記はこれでおしまい.
東京楽しかったです.


【旅行記4】 WPC EXPO 2005

【10月29日 後編】

10年ぶりに中学生のころの恩師と再会.時間が経つのは意外に早い.
一緒に食事をしてお茶を飲んで別れる.

中学生時代にお世話になった先生達の過去と現在の裏事情を
いろいろ聞いてしまったが,心の中にしまっておくことにする.
ただ思ったのが「教師も人間なんだな」ということ.


【そしてWPC EXPOへ】
WPC EXPO 2005を見に東京ビッグサイトに向かう.
東京の会社にインターン中の後輩に連絡をとり合流.

後輩いわく
「なんで僕がWPCに来てるってわかったんですか!
 いきなり現れてビックリさせようと思ったのに!」

ふ,甘い.おまえの行動パターンなどお見通しだ.
入場後,まずはいちばん見たかったgigashotV10のブースに向かう.


【gigashot V10 (東芝)】
 gigashotV10は4GB容量の0.85型HDDを内蔵したMPEG-2ビデオカメラだ.SDカードスロットもある.
gigashotV10

うぉぉー やっぱいいわコレ.
HDD+SD録画ってことでDVテープと違って撮影後のキャプチャ作業がいらないのが良い.
そして何よりコストパフォーマンスがいい.これで59,800円は安いだろう.

gigashot コンパニオン

gigashotブースのコンパニオンのお姉さん.
「gigashotで存分に撮ってくださ~い」
ごめん.FinePixで撮りました.

HDD+SD記録ってことで気になっていた点をいくつか質問.
 Q.写真はSDに,動画はHDDにっていう振り分けはできますか?
 A.できません.
 Q.SDで撮ってて容量がなくなったら自動的にHDD記録に切り替わるってことは?
 A.自動切換えはありません.

そんな気はしてたけど,まぁいいや.些細なことか.

 ズームやオートフォーカスも試してみたけど,近距離から遠距離まで程よく綺麗に写る.超近距離でのオートフォーカスは3秒ほどかかったがパンフレットの文字などもはっきり写った.しかし本格派の綺麗映像ではないので,デジカメの延長と考えて機動力のある情報記録ツールとみたほうが良さそう.いずれにしても物欲をそそる品ではあった.


つづいてパナソニックのブースへ.パナソニックと言えば,レッツノート
重量999g,バッテリ9時間というスペックが魅力的.
R4を持ってみたが,とにかく軽い! 厚手のノート並みの軽さだ.
ちょうど購入を検討中なので『欲しい』で頭が一杯になった.

そしてレッツノートの横にはなにやら面白そうなWEBカメラが.

【ホームネットワークカメラ (パナソニック)】
 このカメラはカメラ自体がIPアドレスを持っているため,設置にPCが不要だ.インターネットを介して携帯・PCからブラウザ上で閲覧・操作ができる.ズーミングとパン・チルト機能もある.LANケーブルを直結する有線タイプと,無線LANを使うワイヤレスタイプがある.

ホームネットワークカメラ

アンテナがついてるのが無線タイプ.ついてないのが有線タイプ.

ネットワークカメラのブラウザからの確認

こんな風にブラウザから確認できる.

 従来のTV電話のような使い方に加えて,出先から自宅のペットや子供の様子を確認する,といった用途を目的にしているらしい.温度検知による人検出と動体検知の機能もあり,防犯目的にも使えるとのこと.

動物カバー

動物を模したカバーがかわいい.


【W-ZERO3 (WILLCOM)】
 実機が触れる展示がものすごい人だかりだったのがWILLCOM.
ハードウェアキーボードを搭載した携帯端末W-ZERO3の展示だ.
W-ZERO3

「携帯もPCもいらないオール・イン・ワン端末」とのことで,
機能的には携帯電話とPDAを足して2で割ったような代物だ.

W-ZERO3

第一印象が「携帯電話+電子辞書」という感じでとにかくキーボードが印象的だ.
キーボードはスライドして内部に収納される仕組みになっている.
さらに画面はタッチ液晶になっている.

携帯電話の普及ですっかり「片手で親指入力」に慣れてしまったので,
両手で小さなキーボードを入力することに多少の抵抗感があるかもしれない.
しかしガジェットとしては魅力的ではある.


【ワンセグ携帯 (AU)】
ワンセグ携帯

来年から始まるワンセグ放送に対応した携帯が展示されていた.
ワンセグは地上デジタルテレビ放送を携帯電話でも受信できるサービス.
データ放送も同時に受信できる.

ワンセグ携帯


 文字は割と見える大きさで,小さくて見づらいということはない.字幕を見る機能もあるらしく,電車などの音を出せない環境では威力を発揮しそうだ.ラジオのデータ放送はあんまし流行らなかったけどワンセグ放送はインターネットなどとの連動を考えたら十分にニーズがありそうだと思った.


 WPCEXPOの印象としては「消費者向けの新製品の大展示会」という感じでVR展などの技術寄りの展示会とは少々異なる感じだった.具体的に欲しいデジタル機器がある場合は行く価値があると思う.一緒に行った後輩の話では「10月上旬にあったCEATECのほうがもう少し固めの内容だった」とのこと.ふむ.来年はCEATECに行こうかな.


17:00,「蛍の光」が流れ始め閉場.
りんかい線で天王洲アイルまで出てモノレールで羽田へ.
そして無事帰宅.濃厚な2日間でした.

次回 番外編.


【旅行記3】 ソリッドアイ とびだシッド

【10月29日】

朝10時にホテルをチェックアウト.
人と会う約束の12時まで時間があるので浅草寺周辺を散策.
ちょうどお祭りをやっているらしく,にぎわっていた.
浅草寺で線香の煙を浴びた後,おみくじを引く.
結果は『凶』.まぁいい.

浅草その1


浅草その2


おみやげとして定番のせんべい,雷おこし,人形焼きを
買って自宅と実家に宅配で送る.
3箱で1000円といった具合で売っていた.
おそらく空港などで買うより安いだろう.
そういえば沖縄の首里城でもちんすこうが同じような
売り方をされていた.どこも一緒だ.

雷門


浅草を出て待ち合わせの東京駅に向かう.
が,まだ11時.さらに秋葉原で時間をつぶすことにする.


【秋葉原エンタまつり(をちょっとだけ)】

 どこも秋祭りシーズンとあって,秋葉原でも秋葉原エンタまつりが開催されていた.大して時間もないので,秋葉原ダイビルでやっているプレステとPSPの新作試遊イベントに行くことにする.お目当てはメタルギアソリッド3サブシスタンス(PS2)とメタルギアアシッド2(PSP)だ.

開場待ちの列にとりあえず並ぶ.
だが予定の11時になっても開場しない.
ゲームの調整で手間取っているらしい.まったく手際が悪い.

予定よりやや遅れて開場.
さっそくメタルギアアシッド2をプレイする.

以下プレイした感想.

 前作よりグラフィック面が派手になっていた.作品からただようアートコンセプトが明らかに前作やプレステのシリーズとは異なる.なんというか,渋いイメージからアメコミ風味のライトカラーになっていた.これはこれでなかなか良い.操作面では,前作で問題視されていたハシゴの移動や壁張り付き/ホフクの切り替え操作などが改善されていた.

そして注目の「SOL!D EYE とびだシッド」を体験.
http://www.konami.jp/gs/game/mga2/japanese/solid.html

 「SOL!D EYE とびだシッド」はプラ板でできたゴーグル状のものをPSPにかぶせてレンズ越しに画面を覗くと立体視ができる装置だ.基本原理は左目用画像,右目用画像の2つが横に並んでいるいわゆるステレオペア方式.この装置は裸眼立体視ではないのでがんばって目を合わせる必要はなく,覗くだけでいい.

 覗いてみると視野いっぱいに画面が見える(没入感はさほどない).驚くほど飛び出て見えるわけではないが,ソリッドアイの有無で区別すると確かに立体感が強調されているのがわかる.数分プレイした感じでは目は疲れなかったが,長時間やった場合は疲れるかもしれない.

 なかなか面白いアイデアだが,本体を顔に近づけてプレイする格好になるので通常の体勢だと腕が疲れる.これを使うときは,ひじをテーブルの上に置くか,ベッドに寝っ転がってプレイするようなスタイルになるだろう.いずれにしてもハタから見れば奇異な格好なので家で一人でプレイすることになるのは間違いない.

 この「ハタからみたら怪しい」という現象はVR関係で立体映像提示装置として用いられるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)でも同じことが言える.非装着型のものも研究されてはいるが,立体感の点で比較するとやはりまだ装着型のもののほうが上をいっているのが現状だ.いずれにしても立体映像を見えるようにするのは簡単なことではないのだ.


アシッド2をプレイ後,サブシスタンスのオンライン対戦をプレイしようと思ったら・・・調整中!?
調整中ってこれのことだったの? しかもまだできてないんかい!(`Д´#)

約束の時間が近づいたので秋葉原を出ることにする.
結局プレイしたのはアシッド2だけ.


まだつづく




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