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Author:はしもと
ユーザインタフェース系のお仕事をしてます.関心領域は画像処理,拡張現実感,ヒューマンコンピュータインタラクション,エンタテインメントコンピューティングあたり.モノ書きもやってます.

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工学ナビの中の人 はしもとのブログです. いろんなコトを研究的,工学的な視点で見つめます.
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「ARToolKitで初音ミク」をやってみよう
最近ウチにくるお客さんの数に変動があったからどうしたのかと
思ったらニコニコ動画でこんなものが.



やっぱりきたかー!
ついてたタグにワロタ.

> 科学の限界を超えて私は来たんだよ
> 電脳コイル
> 拡張現実感
> 先端技術の無駄遣い


というわけで,学祭やら論文やらでドタバタしてる隙に先を越されてしまいましたが,
後追いでやってみたので詳しい手順を記しておこうと思います.


■3Dモデル(メタセコイア形式)
 初音ミクの3Dモデルは日曜モデリングさんからお借りしました.
いつも楽しませてもらってます.ありがとうございます.

こちらからmikumikoto.zipをダウンロード.

miku_mqo.png

相変わらずいい仕事してらっしゃる.


■ポージングソフト
 CypherS TufTさんからポージングソフト「Mikoto」を別途ダウンロード.

miku_posing.png

ソフトの完成度がハンパなくて鼻血出そう.


■作業手順

工学ナビの記事「ARToolKitを使った拡張現実感プログラミング」にある
プログラムで初音ミクを表示させるまでの流れを説明します.

Mikotoでモデルファイル(mikumikoto.mqo)を開く.

適当にポーズをつけたら別名で保存(mqo形式).

付属のテクスチャファイルをPNG形式からBMP形式に変換.
変換ソフトはIrfanViewがオススメ.(注1)

さきほど作成したモデルファイルをメタセコイアで開く.

マテリアル名「texture」を「data」に変更.
"tex"という文字列を含まなければなんでもいいです.(注2)

マテリアル設定で***.pngとなっている箇所をすべて***.bmpに変更.

必要なパーツだけ残してそれ以外は削除.

mqoファイルを上書き保存.

あとは工学ナビの解説記事にあるプログラムで読み込ませれば
「ARToolKitで初音ミク」の出来上がりです.

AR_miku.jpg

はい.できたー.
マーカもそれっぽいやつを作るといいですよ.


注1:工学ナビで配布しているmqoローダは,使えるテクスチャはBMPのみ対応.ごめんなさい.
注2:マテリアル名に"tex"という文字列が入っているとテクスチャがうまく適用されないバグが
   あることがわかりました.ごめんなさい.


手足バタバタをやろうと思ったらちょっと大変ですが,glRotateでグルグル
まわしてデジタルフィギュア的な見せ方はすぐにできると思います.

ちなみにコマ撮りの原理で,動いてる様子をいくつかのファイルに分けて
保存して順に表示するという嫌な方法も一応あるんですが.

OpenGL+メタセコイア+モーションとなるとやはり自作しかないのかな?
そりゃ大変だ.


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SAW4 3回目 (ネタバレなし)
よもや劇場で同じ映画3回も観るとは思いませんでした.

1回目:ひとりで
2回目:彼女と
3回目:後輩と

SAWシリーズは2回以上観る楽しみがありますよね.
3回も観るなんてどんだけ好きなんだよってツッコまれそうですが,
一緒に観にいって観た後にあーだこーだ話をしたかったので行ってきました.
一緒にいった後輩たちがラストの展開を理解できてなくてポカーンとしてたの
には笑いました.製作者の思惑通り騙されてしまっているぞ!

2回目は犯人がどういう行動をしていたのかに注目しつつ観ていたのですが,
犯人視点で見てみるとセリフの意味もまた違ってきますね.それを見て思わずニヤリ.

3回目は2回見ても釈然としなかった,ゲームのルール設定に気をつけながら
観ていたのですが,冷静に見てみると結構ずさんですね.穴だらけ.説明不足.
ゲーム設定がちょっとアンフェアじゃないのか.などなど.

…とは言ったものの,やっぱりあのラストシーンはいいなぁ.
今回の「ゲーム・オーバー」は良かった.
あとこのセリフ.

The game is just begun.

来年また5をやってくれることに期待.



SAW4 感想 (ネタバレなし)
SAW4 ☆☆☆☆☆(5段階評価) ※核心に関係するネタバレは書いてません

 あなたは絶対だまされる!! (勝手に考えたコピー)

 公開日なので観てきました.前作3のときに,「今回は「どんでん返し」度がちょっと足りない」「わざとらしい終わり方してるけど,あれから続編作るのは無理があるなぁ.」という感想を書きましたが,今作4はほぼ期待に沿う出来でした.1年ワクテカした甲斐がありました.

 3でジグソウがゲームオーバーになってしまったので,4は副題がZeroとかBeginningになるような1以前の話になるのかな?と思っていたら,完全に3からの続編でした.それも最後に「そう来るか!」という続編.微妙だった3をうまくバネにしたなコノヤロウ!

 4はこれまでのシリーズにないダイナミックな展開が繰り広げられます.死んだはずのジグソウの「テスト」に選ばれたリッグ刑事(2の黒人SWAT隊長)は,ジグソウの指示に従い,アパート→モーテル→小学校→…と次々に場所を移動していきます(もちろん彼が去った後には死体ができてるんですが).このへんが,密室の極限の緊張感があった1,密室とまではいかないにしても一応閉じ込められてはいた2,3との大きな違いです.

 本作の面白さはやはり「いったい誰がゲームを仕掛けているのか?」という謎にあります.ジグソウの胃から見つかったテープから流れる「ゲームはまだ終わっていない」のメッセージ.死ぬ前にジグソウがゲームの準備をしていたのか,それとも「彼女」か,それとも「彼」か…いったい誰が?

 殺人装置は相変わらずぶっ飛んでて,前作にも劣らない嫌なセンス抜群です.ただ,「誰がジグソウ?」という謎があまりにも大きすぎるせいか,1~3でSAWらしさを出していた要素(「どうやったらこのトラップから脱出できるのか?」とか「○○なお前にはこのトラップがお似合いだ」)がちょっと弱かった気がします.まぁ3でジグソウが死んでしまったので犯人のほうに興味が移るのは仕方のないことですが.

さて,SAWシリーズといえば「どんでん返し」.

1で多くの人を驚愕させたあのラストシーン.
2では,まさかの犯人,まさかのトリック,まさかの「隠し場所」,まさかの「脱出口」.
3では,まさかの人間関係,まさかのゲームの主旨.

SAWシリーズのファンの期待のひとつは,このどんでん返しにあると思います.シリーズを重ねるごとに「今度はだまされないぞ!」と推理・深読みして観てしまうため,それを超える展開がないと3みたいにガッカリしちゃうんですが.

で,4はどうだったかというと今作でだまされる快感がまた戻ってきた感じです.

終了10分前くらいで

えっ え? まさか…うわーーーーーーー

ってなりました.

犯人については可能性として予測はしてたけど「まさか!」
もうひとつの仕掛けについては完全に予想外で「なにーーーー!?」

ということなので,3でガッカリした人も懲りずに観にいってください.
3よりは間違いなく面白いですが,3あっての4です.


これから観るひとへ:

・今作の「痛い・グロい」は1~3と比較すると控えめです3ぐらい.
 個人的には3の手術シーンが一番グロ痛いと思う
 最初の解剖シーンを乗り切れば大丈夫です.多分.あくまで多分

・予告ムービーにネタバレはありません.

・2,3の復習をしておくとより楽しめます.特に3!
 逆に1~3を観てないひとは4は絶対に観ちゃダメ.


WISS2007に
参加します(発表はしません)

WISS2007
http://www.wiss.org/WISS2007/
2007年12月5日(水)~7日(金)

インタラクティブシステムに関する2泊3日の泊り込み形式のワークショップです.
今年の開催場所はなんと長崎ハウステンボス.
福岡在住の身としてはアクセスしやすくてちょっと嬉しいです.
普段参加してる学会とはちょっとタイプの違うイベントなので楽しみ.

ちなみに
「早期登録で会場キャパシティに達しましたので、参加募集は終了しました」
とのこと.あぶねぇあぶねぇ.



「ボーン・アルティメイタム」 感想(ネタバレなし)
ボーン・アルティメイタム  ☆☆☆☆ (5段階評価)

あまり期待してなかっただけに楽しめました.

中だるみせずに最初から最後まで緊張感のあるアクションを持続させた内容に拍手.
例によってCIAの追跡チームと暗殺者と各国のおまわりさんに追われるジェイソン・ボーン.
今回もCIAのスパイ工作ぶりにワクワクさせられます.

しかしカーチェイスの質が1→2→3とどんどんダメになっていってるのがなんとも.
ただカメラ振り回せばいいってもんじゃないよ.大画面でアレやられると本気で酔いそうになる.

ストーリーは完全に1,2を踏襲しているので見てない方は予習,忘れた方は復習が必須.
スパイモノにありがちなストーリーですが,そこはアクションでカバーということで.
アクション! スパイ! マット・デイモン! この3つが好きなら観にいくべき.
ストーリーは単純明快なので公式のトレーラーは絶対に見ないで欲しい.
(いいとこ取りのネタバレオンパレードなので)


現時点で,今年劇場で観た映画の個人的順位をつけるとこんな感じ.

順位映画備考
1ダイハード4.0字幕・吹替両方観た
2ボーン・アルティメイタム完結編としては上出来
3ザ・シューター 極大射程まぁまぁ
4パプリカ06年12月公開だけど今年観た
5バイオハザード31・2のほうがいい
6アンフェア the movieドラマのほうがいい
7ハンニバルライジング普通
8オーシャンズ13やらかした


わが研究室の映画同好会では,「ダイハード4.0」が満場一致で1位.
10月の時点でこれ以上のは来ないだろうと断定.
さて,SAW4はどうなることやら.


USBパトランプ
USB_pat_lamp01.jpg
USB-IO + ダーリントン回路でちょちょいと.気分は柳沢慎吾.

USB_pat_lamp02.jpg
でもやっつけ仕事.

ちなみにこのパトランプは百均で入手したもの.
ヴィレヴァンで同等品が800円で売られてたのを見てビックリ.
どうやらどこかの売れ残りが百均に流れてたっぽい.

USBでON/OFF制御できるので「ボスが来たセンサ」のアウトプットとして使うのも良し,
ウィルス検知ソフトやファイアウォールと連動させて危機感をリアルに煽ってみるのも良し.
使い方はいろいろです.

でもお外で変な使い方すると本物がやってくるので注意.
(道交法違反で捕まります)


GAINER - メディアアート製作に特化したI/Oモジュール
 メディアアート製作のためのソフトウェア開発環境(フリー)として「Processing」というものがありますが,対するハードウェアの開発環境として「GAINER(ゲイナー)」というものがあります.

GAINER.jpg
GAINER

 GAINERは,IAMAS(情報科学芸術大学院大学)で開発されたI/Oモジュールです.PCとUSB接続し,センサから値を読み取ったりLEDやモータを制御することができます.要はPSoCマイコンなんですが,デザイナーやアーティストの人でも比較的簡単に扱えるように工夫されています.
 特筆すべきは,FlashやProcessingで入出力制御ができるということ! つまりグラフィカルなものをキーボードやマウス以外のインタフェースによって動かす作品が作れます.また,Processingのように,ラピッドプロトタイピング(素早く試作品をつくること)を意識して作られているので,ブレッドボードにのっけてちょっとした回路を試す…なんていう使い方もできます.

 以前から気になってて,「触ってみたいなー」「あ,ICCでワークショップやるのかー」と思いを馳せていたところ,ちょうど生協にGAINERの解説本が出てたので買ってきました.

+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER
+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINERGainerBook Labo くるくる研究室

九天社 2007-10
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恐ろしく丁寧かつ親切に書かれた内容(フルカラー)に驚愕せよ!w
おおきく分けて3部構成になっています.

■チュートリアル
 GAINERの組み立てからFlash(ActionScript2)との連動,Max/MSPとの連動,Processingとの連動が解説されています.電子工作をやったことがない人を想定して書かれています(回路図の読み方から書いてある親切ぶり).

■クックブック
 光センサ,圧力センサ,曲げセンサ,赤外線センサといった各種センサからの入力の取り方と,LEDアレイ,LEDマトリックス,モータ,ソレノイドといった出力デバイスの制御の仕方について解説.

■作品紹介
 GAINERを使った作品を紹介.ICCで展示された作品など,どこかで見たような作品が載っています.作品のコンセプト(思想)や,工夫したところを読むのが面白いです.作品の原理やソースコード(一部)の解説もあります.


 PICとかでガチでハードウェア組んでる人にはちょっと物足りないかもしれませんが,「Flashと連動するハードウェアをデザインできるツールキット」と言われると,ちょっと触ってみたくなりませんか? (※近いうちにGAINERのキットを買ってきて遊ぼうと画策中です)

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あ,ちなみにProcessingはこういう解説本が出てます.

Built with Processing ?デザイン/アートのためのプログラミング入門
Built with Processing ?デザイン/アートのためのプログラミング入門前川 峻志 田中 孝太郎

ビー・エヌ・エヌ新社 2007-03
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「インシテミル」感想
■インシテミル ☆☆☆☆☆(5段階評価)

面白かったです.以下適当に感想.

インシテミル
インシテミル米澤 穂信

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star疑心“暗鬼”を生ず
starいやあ、新感覚のミステリーです。
star久々のヒット

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聞いたこともない妙なコトバのタイトルと,女の子のイラスト.一瞬ラノベか?と思ったらオビには「ミステリー」「殺人ゲーム」の文字が躍ってる.気になってしょうがなかったのでネットで調べてみたら「綾辻行人の館シリーズ好きにおすすめ」「本格的な推理小説です」と意外に好評だったので,じゃあ買うよ!ということに.ハードカバーの小説買ったのなんて初めてだよ!でも読書の秋だからいいや.

内容はいわゆるクローズド・サークルの推理小説.法外なバイト料の「実験」に参加した12人.閉鎖された館のなかで1人,また1人と殺されていく.犯人は誰? 生き残るのは誰? 脱出口はどこ? っていうかバイト料の合計はいくら?

「実験」と称して人が集められ,「シチュエーション」と「ルール」が用意され,数日間観察させてもらいます,という設定で映画のes [エス]を思い出した.最初は気軽に接していた仲間のなかにグループができて対立が始まったり殺人が進むにつれて発狂する者がでてきたりする展開はおおよそ期待どおり.しかし,そのなかにいても主人公が終始暢気なのが笑える.これそのまんま映像化したら緊張感なさすぎだなと思った.別な意味で面白いけど.

表紙をめくると舞台となる館の見取り図が載ってます.「館の構造を利用したトリックを使うんだろうと思わせておいて,大抵は叙述トリックみたいな図面に関係ないトリックなんだよね」と思いつつも終始気になってしまうのが見取り図の魔力.このやろうw

最終的に予想していたトリックが使われていたものの,「こいつが犯人やろ」と思ってた奴が中盤で死んだり,「じゃあお前か!」で見事にはずしたりと,「え,ちょっと待てー!?」が2~3回あったので十分楽しめました.やっぱり騙されてなんぼだよね.

ちなみに「インシテミル」の意味は…読んでからのお楽しみ.
(読んでみたいひとはネットで調べないほうがいいかも)




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