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ユーザインタフェース系のお仕事をしてます.関心領域は画像処理,拡張現実感,ヒューマンコンピュータインタラクション,エンタテインメントコンピューティングあたり.モノ書きもやってます.

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工学ナビの中の人 はしもとのブログです. いろんなコトを研究的,工学的な視点で見つめます.
「Vフォー・ヴェンデッタ」 感想
公開日なのでさっそくレイトショーで観てきましたよ。ネタバレはないです。

V for Vendetta
 第3次世界大戦後の独裁政権下のイギリスが舞台。政府を破壊するために暗躍する仮面の男「V」と彼に人生を左右される人々の姿を描いた作品。ヒロインはナタリー・ポートマン,「V」の中の人は,ヒューゴ・ウィーヴィング(Matrixのスミスの人)。Vendettaというのは「血の復讐」という意味。

【感想】 ☆☆☆(5段階評価)

 まぁなんというか,普通。

 "「マトリックス」シリーズのスタッフが送る"っていうキャッチコピーに大した意味もなく,そもそもこっちはそんなことなんか気にも止めてなかったわけで。それと,予告をさんざん見て考察して行ったせいか,本来ビックリするところで「あぁやっぱりか」となってしまいました。予想も付かない展開というのは特になく,淡々と「約束の日」に向かって話が進んでいきます。(それはそれでいいんですけど)

で,

おそらくこの映画はバックグラウンドにある設定とか歴史とかを楽しむ映画なんじゃないのかと。

 イギリス留学から帰ってきた先輩に「Vって映画が面白そうですよ」と話をしたときに「それってガイ・フォークスみたいだね。イギリスじゃテロリストの記念日に花火あげるイベントがあるんよ」という返答をもらい,「いや,まさしくそれがこの映画の元ネタなんですよ」ということがありました。

 ガイ・フォークスというは実在したテロリストで,その昔,イギリスの政府施設を爆破しようとした人物で,彼が「V」のモデルになっています。この映画の冒頭でもガイ・フォークスについて語られています。また,この映画の原作はイギリスで80年代に連載されていたコミックだそうですが,作品に当時の政治模様も少なからず反映しているようなので,そういったことも調べてみるといろいろ面白いかもしれません。

 今回,期待したポイントとしては,マトリックスで僕らのハートをがっしりつかんで離さなかったエージェント・スミスことヒューゴ・ウィーヴィングが,仮面をつけてどれだけ"表情のある演技"を見せてくれるか,という一点だったんですが,これはまぁまぁ良くできてました。お茶目なシーンもあって結構絵的に楽しませてくれます。「仮面の男」という設定はどことなく「オペラ座の怪人」みたいですね。僕はああいう仮面の怪人が大好きなんですよ。ストーリーどうこうよりもそればっか見てましたね(笑

 売店に例のお面が売っていて,買おうかどうしようか迷ったのですが,結局買いませんでした。(ちなみにお値段900円なり。)


【こんな人にオススメ】
 ・仮面の怪人が好きな人
 ・イギリスが好きで「ガイ・フォークス」もちょっと知ってるぞって人

 「マトリックスのスタッフが!」ってところにだまされてスーパーアクションを期待して行っちゃうとちょっと物足りないかもしれません。


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