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はしもと

Author:はしもと
ユーザインタフェース系のお仕事をしてます.関心領域は画像処理,拡張現実感,ヒューマンコンピュータインタラクション,エンタテインメントコンピューティングあたり.モノ書きもやってます.

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工学ナビの中の人 はしもとのブログです. いろんなコトを研究的,工学的な視点で見つめます.
【特集】ARToolKitを使った拡張現実感プログラミング
3ヶ月ぶりに工学ナビのほうを更新しました.
今回はひさしぶりの特集記事です↓

「攻殻機動隊」「電脳コイル」の世界を実現! - ARToolKitを使った拡張現実感プログラミング

拡張現実感(Augmented Reality:AR)というのは,現実世界と仮想世界を融合する技術のことです.

ARToolKitは,拡張現実感アプリケーションの作成を支援するC言語のライブラリです.
USBカメラとPCがあれば,3次元オブジェクト(CG)を現実の世界にオーバーレイ表示する
プログラムが作れてしまいます.

先週,NHKでやっている「電脳コイル」というアニメを初めて見たのですが,
電脳世界と現実世界が融合し,あらゆる情報を可視化する「電脳メガネ」が
普及している近未来が舞台だったので,興味をひかれました.
だってこれってまんまAR技術じゃないですか.

AR技術がまともに実用化される日はいずれ来ると思いますが,「電脳メガネ」が
普及するかどうかは,もはやこの人にかかってるんじゃないのかと.

さて,「電脳コイル」が面白かったので「こいつをネタになんか作れないかな」
と考えた結果,ARToolKitの企画と連動させることにしました.

上記のページに「電脳コイルにでてくるアレ」と「攻殻機動隊にでてくるアレ」
を置いてますので,ダウンロードして遊んでみてください.
USBカメラがあれば動きます.それでは感想お待ちしてます.

ぼく サッチー よろしくね! バトーさーん


この記事に対するコメント

どうもおひさしぶりです♪garioxです。
工学ナビの記事をまだちらっとですが読みました。
感想→・・・これ・・・めちゃくちゃおもしろそうですね!!!
こんな素晴らしい技術を個人でいじれるなんて最高のおもちゃだと思いました♪
ぜひ今のヤツが片付いたらやってみたいです!
じっくり記事は読ませてもらいますね。
では早くバーコードの新聞が読める時代がくることを祈りますw

未来の電脳メガネ男子より
【2007/06/01 23:55】 URL | gariox #- [ 編集]


すごい!!
早速遊んじゃいます!!
【2007/06/02 00:27】 URL | megane #- [ 編集]

これが神社なのよ…即席のね.
管理外ドメインにヤラレタw
ただ,あのマーカは即席では作れそうにないね.
あ,四角の枠だけたくさん印刷しといて,中身は手書きでいいか.
認識してくれるかどうかが問題だなw
【2007/06/02 02:56】 URL | hiro #Hj1FNbYI [ 編集]


修論でARToolKitのお世話になったのですが,要点がすごくまとまっているなぁと思いました.

それにしても,ARToolKitよくできてますよね.昔,大学生向けのイベントで画像処理で遊ぶ簡単なデモ(http://chihara.naist.jp/people/2005/yasuhi-y/pukiwiki/?blog%2F2007-03-04%2F%A5%B9%A5%D7%A5%EA%A5%F3%A5%B0%A5%BB%A5%DF%A5%CA%A1%BC2007)を作ってみたんですが,ARToolKitの偉大さが身にしみました。。。
※余談ですが,加藤先生は今年からうちの大学に移られたみたいです(講義受けてみたかった。。。).

ただ,Visual Studio 2005では昔ARToolKitを使おうとしたときうまくいかなかった記憶が。。。(※READMEには 2003 .netまでが対応という記述あり) 下の掲示板では修正方法が紹介されているみたいです.
http://www.hitlabnz.org/forum/showthread.php?t=287

あと,ARToolKitに似たライブラリとしてARTag(http://www.artag.net/)というのがあるみたいですね.マーカーの認識が頑健で様々な3Dモデルフォーマットに対応というのが個人的にはいいかなと.それと,ARToolKit plus(http://studierstube.icg.tu-graz.ac.at/handheld_ar/artoolkitplus.php)ではIDベースのマーカー認識や,閾値処理の自動化などいろいろ頑張っているのに加えて,Embedded Visual C++ 4.0のプロジェクトファイルが用意されているのがスゴイです.

ARToolKitをはじめとして手軽に楽しめるツールがたくさん出てきているのはいいことだなと思います.今後の発展に期待です.
【2007/06/02 11:54】 URL | dandelion #lA.wbPnA [ 編集]


みなさんコメントありがとうございます!

>garioxさん
お久しぶりです~
>こんな素晴らしい技術を個人でいじれるなんて最高のおもちゃだと思いました♪
そうなんですよ.ARToolKitは日曜プログラマでもやれる簡単さが売りなのに,研究者の間でしか使われていないのが残念で,普及させるべく今回の記事を書きました.これを使えば,"カードを出したらモンスターが召喚される「遊戯王」的なゲーム"も作れちゃいますよ!

>meganeさん
遊んじゃってください!
でもって広めちゃってください!w

>hiroさん
>管理外ドメインにヤラレタw
今回,一番やりたかったのは実はそこだったりw
電脳コイルは「これはああやったら作れるな」みたいなことを考えながら,
明らかに普通じゃない鑑賞のしかたをしてます.
ああ,研究者の悲しい性よ(笑

>dandelionさん
おおお! 貴重なアドバイスありがとうございます.
追加記事を書くときに参考にさせてもらいます.
ARTagのページにあるマーカで武装した人は思わず笑ってしまう格好ですね.本人が大真面目なところがまた.
余談ですが,ARToolKit以前にSONY-CSLの暦本さんもARマーカの研究をされていたらしく,最近になってPS3のゲーム(The Eye of Judgement)で実装することになり,10年間のときを経てようやく日の目を見たようです.
安価なUSBカメラの普及や,PCの性能が画像処理をやるのに十分な性能になったこともあって,ARとかMRの実現が見えてきましたね.
『オレタチノ時代ガキタ!』 そんな思いで研究しております.
【2007/06/03 18:27】 URL | なおき #F54KmX5Y [ 編集]




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